キッズキッチン(基礎編市内の年長さんがみなさん参加します)が今年度も5月20日からスタートしています。
まず、身支度をして、かまどの見学から始まります。
「釜の中にお米と水が入っとるーー!」
と、めったに見ることのないかまどに興味深い様子でした。
<基礎編のメニュー>は、
・かまど炊きごはん
・季節の野菜の具だくさん味噌汁
・季節の野菜の胡麻和え ・釜炒り茶 です。
席について、ごあいさつをした後、みんなにいろいろ質問します。
「お出汁って何?」
「お味噌汁をつくるときに最初にいれるものは? 」
するといろいろな答えが出ます。
答えがわかったら、昆布とじゃこをお水の入ったお鍋に入れます。
「おいしくなーれ!」
そのあと、みんな前に移動、調理の説明と絶対のお約束をします。
豆腐を切る練習も、手をまな板と包丁に見立てて真剣にやってくれました。
その間に、最初に鍋の水に入れた昆布とじゃこが大きくなります。
席に戻って、まずは、具だくさん味噌汁。
火をつけるのも、みんなの仕事。ひと煮たちしたらみんな順番に昆布とじゃこをすくって、しっかり出汁をとります。
包丁を使うことはドキドキしますが、何回か声をかけると少しずつコツをつかみます。
豆腐を手の上で切ることも、練習通り上手にできました。
自分たちで切った色とりどりのお野菜を、丁寧に硬い物からお鍋にいれます。
お野菜が煮えたら、お味噌をといて、お豆腐も静かに入れます。
お鍋で野菜をグツグツしている間に、もう一品。
季節の野菜の胡麻和えをつくります。
すり鉢とすりこ木をつかって、胡麻すり。
調味料をいれて、みんなで協力してつくります。
今日はアスパラ、グリーン色が鮮やかですね。
盛り付けも自分たちで。
熱いお茶を普段あまり飲まない子供たちが、
手作りの釜煎り茶(毎年小浜でお茶の葉をとって作ります)
細く乾いた茶葉が広がって、もとの葉の形にもどります。
これまた不思議。
お茶の濃さが同じになるように、
初めて食べる野菜もあったけど、モリモリ食べてニコニコの子供たち
みんなで
「いただきます」
「ごちそうさまでした」
とても素敵なお昼ご飯になりましたね。
年長さんになってたった2ヶ月の園児のみんなですが、最初は少し緊張していたものの、静かにお話を聞きくことができました。すばらしい☆
おうちに帰って、食卓でキッチンのお話をおうちの人としてくれると、おうちでもチャレンジしてくれると、嬉しく思います。
コメントをお書きください