去る9月25日(火)久須夜交流センター(内外海公民館)にて、親睦会がありました。
まず、食のまちづくり課の中田典子さんより「フードリテラシーをもとう」と題して、お話をしていただきました。
今後のサポーターの活動はもちろん、それぞれの家庭においてもとてもためになり、食の大切さを再認識できた貴重なお話でした。
お話は食育を進めてきた小浜市民の健康水準がまだまだ低いことから、それはなぜなのか今後はどうしたらよいかということから始まりました。
何を食べるのか?どうやって食べるのか?を考えるためにフードリテラシー(食についての知識や考え方、マナーなど)をもち、選食力をつけることが大切であると言うこと。
その具体的な方法を身土不二(しんどふじ)、一物全体食(いちぶつぜんたいしょく)と言う言葉 (仏教用語)をまじえて説明していただきました。身近にあるものを丸ごといただく重要性。ミネラル不足やお米の栄養についてのお話。調味料(塩・砂糖・油)の選び方などです。
今後は、小浜市の政策としても冊子を作り、検定試験などを企画し、市民のための出張講義なども計画しているそうです。
まずは知ることが大切。そこから健康な心と身体を持つ小浜市民を増やしていきましょう、と。
ちなみに、ミネラルを少しでも摂っていただくために、キッズ・キッチンで使われるお米は、昨年度から使う直前に精米した七分づき、お砂糖は今年9月から精製された上白糖から未精製のてんさい糖に変わっています。
(てんさい=砂糖大根 国内では北海道で栽培が盛んです。)
その後は、あばん亭さんのお弁当を食べ、ティータイムを楽しみながら、キッチンの活動に関することや食に関する様々な話をして時間を過ごしました。
あっという間に時間が経ち、日頃のキッチンスタジオでの活動ではお会いできないスタッフの方とも、楽しい時間を共有できたかと思います。
中田さんからは、「次回こういう機会があれば、『発酵食品について』お話したいな・・・。」と、嬉しいことを言っていただいています。とっても役に立つお話なので、「せっかくならたくさんの方々にきいていただけるといいね~。」と、内輪でたくらんでいます。(あ、でも、ここで言ったらもう内輪じゃないですよね。ご興味のある方は、ブログひまわりを要チェック^ω^)
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k.mama (月曜日, 01 10月 2012 11:47)
中田さんのお話を伺ってから、自分も砂糖と塩をまず変えようと思って、甜菜糖にしました! 毎回体に摂る物で私達は自分の命を創っていくんですものね。
キッズ・キッチンの時に、「酸っぱい物はなあに?」と聞くと「塩?」って答える子供達にも、これから大きくなって自分で体を守っていける力を持って欲しいなあ。そう思います。
キッチンでの子供達への話しかけ、これからもますますやめられませんね。
kss2012obama (火曜日, 02 10月 2012 19:35)
k mama様
そうですね、体は食べ物でできているんですもの。
日頃から、できることから、変えてゆかなければいけませんね。
自分の家庭から、キッチンに来てくれる子供たちから、
働きかけてゆきましょう!!!